キャリア

やりたいことが見つからない人へ!できることから考えるのもあり

投稿日:2019年8月13日 更新日:

  • やりたいことが見つからない場合はどうすればいいの?
  • 「やりたいこと」と「できること」どっちで考えるべき?

 

このような悩みを解決するための記事を用意しました。

この記事を読むことによって、「やりたいこと」だけでなく「できること」を考える重要性が分かります。

この記事では、2019年1月6日放送の「林先生が驚く初耳学2時間SP」の「林先生の情熱教室」というコーナーで、「東大、早慶大卒の高学歴ニートたちは、なぜ働かないのか」というテーマで議論をしていた一部をご紹介します。

記事を読み終えると、納得のいくキャリアを描くヒントを得ることができます。

 

「やりたいことが見つからない」は悪なのか

「やりたいことが見つからない」は悪なのか

キャリアを考えるにあたって、「やりたいことが見つからない!」という悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。

私もその一人だったのですが、よくある「過去の経験の棚卸し」のワークをやってみたりもしましたが、納得のいく「やりたいこと」は見つかりませんでした。

おそらくもっと時間を掛けたとしても見つからなかったでしょう。

その際に疑問に思ったのが、キャリアを考えるにあたっては、「必ずしもやりたいことが見つからないといけないのか?」ということです。

その疑問に対する答えを林修氏が分かりやすく解説していたのでご紹介します。

 

「やりたいこと」と「できること」の2軸で考える

「やりたいこと」と「できること」の2軸で考える

社会で働くにあたっては、「やりたいこと」、「できること」の2軸で考えることが重要で、どっちの軸で考えるかが人生の分かれ目になると言っています。

図にすると以下のようになります。

「やりたいこと」と「できること」の2軸で考える

これはどちらの軸で考えるのが良い悪いではなく、自分に合ったほうで考えることが重要ということです。

例えば、アップル社の共同設立者の一人であるスティーブ・ジョブズは「やりたいこと」で考えて成功している人の一人です。

「本当に好きな物事しか続けられないと確信している。 何が好きなのかを探しなさい。あなたの仕事にも恋人にも」

BY スティーブ・ジョブズ

逆に、林修氏は「できること」で考えることでここまで上手くやってこれることができたと言っています。

次に「やりたいこと」と「できること」の違いについて見ていきましょう。

 

「やりたいこと」は偶然、「できること」は必然

「やりたいこと」は偶然、「できること」は必然

「やりたいこと」は、偶然であって絶対的なものではないと言っています。

例えば、ある人に「何がやりたいのか?」と尋ねたところ、「ゲームクリエイターになりたい!」と言っていたとしよう。

しかし、同じ質問を100年前にしていたら、ゲームクリエイターになりたいという回答は返ってこないでしょう。

その理由は単純で、100年前にはゲームクリエイターという職が存在しなくて、現在にはゲームクリエイターという職が存在するからです。

林修氏は、人間の願望は環境や情報とか外部の要因に出会ったもので、そういう願望がいつの間にか内部化されて、自分の思いにすり替わっており、外的要因によるところが大きいとして、特に「やりたいこと」軸に拘る必要はないと言っていました。

では、なぜ林修氏は「やりたいこと」で考えてこなかったのか、その理由について見ていきましょう。

 

「やりたいこと」より「できること」で考える理由

「やりたいこと」より「できること」で考える理由

その理由は、「できること」は「世の中に求められているから」です。

林修氏の2つの体験談から「できること」軸で考えるようになった理由が分かります。

 

体験談①「やりたいこと」投資、「できること」塾講師

林修氏は、学生時代塾講師をやっていたそうですが、どの塾に行っても「来週から来てよ」と言われていたそうですが、「やりたくない」から大学を出た後に銀行に入社したとのことです。

しかし、その後は投資など「やりたいこと」をやったそうですが、自分には向いていないと気づき、借金も返せなくなりそうになり、3年で辞めたそうです。

ただ、そこから「できること」に徹することにしたら、30年間上手くいかなかったことや悩んだことは一つもなかったとのことです。

 

体験談②「やりたいこと」食に関する本を書く、「できること」自己啓発本を書く

投資とは別に「やりたいこと」は本を書くことで、出版社から自己啓発本を書いてくれという依頼が過去にあった際に、トータルで100万部くらい売れたそうです。

ただ依頼があった時は、「やりたいこと」ではなく、「できること」だと感じていたとのことです。

林修氏に声をかけた人はフリーの編集者だったのですが、この功績もあって、大手出版社での正社員に採用が決まり、その奥さんの両親が不安定な仕事から、安定な仕事を掴んだことでものすごく喜んでいたそうです。

これだけで、「やりたいこと」でなく「できること」を選んで良かったと言っていました。

次に編集者から「書きたい本を書いてください」と言われて、「すし、うなぎ、てんぷら」というタイトルの本を書いたそうです。

つまり、「やりたいこと」だったのですが、これが出した本の中で唯一重版にならなかったそうで、こんな屈辱を味わうくらいなら書きたくない本の方がマシだったと言っていました。

 

「やりたいこと」ではなく「できること」で考えるのも一つの手

「やりたいこと」ではなく「できること」で考えるのも一つの手

「やりたいこと」で考えることがダメだと言っているのではありません。

「やりたいこと」を追い求めることで、それがモチベーションになって「できること」になるという考え方もあると思います。

しかし、そもそも「やりたいこと」が社会に求められていない、または、社会が求めている水準まで達してなかったらどうでしょう。

自分自身は楽しくて仕方がないかもしれませんが、「やりたいこと」が社会に必要とされてない状態であれば価値のない人間になってしまいます。

 

私の「やりたいこと」ではなく「できること」で考えた経験談

私の「やりたいこと」ではなく「できること」で考えた経験談

やりたいことが見つからない!だからやりたいことを見つけて早く転職したい!と考えている方も多いのではないでしょうか。

転職経験がある私から言うと、このような考え方は危険です。

何度も転職したけど結局やりたいことが見つからなかったというのがオチになるでしょう。

ここでは、私が「やりたいこと」ではなく「できること」で考えるようになった体験談をご紹介します。

「やりたいこと」を見つけるべきだ・・・

「仕事が楽しい!」と思いたいが、それとは程遠い状態で仕事に対するモチベーションが全く湧かない。

私も過去に「やりたいことを見つければ何か変わるかな・・・」と考えていました。

就職活動の時に、なんとなく「やりたいことはこれだろう」、「大手企業に入れば間違いないだろう」という感じで会社を選んでしまったのが失敗で、今からしっかり「やりたいこと」を考えて転職すれば問題ないだろうと。

その「やりたいこと」見つけるために、こんなことが嬉しかった、譲れない価値観・・・色々な軸から洗い出してみた結果、辿り着いたのが前の会社。

本当にこれが「やりたいこと」だったのだろうか。自信はない。でも経験してみないと何がやりたいことなのか分からない。転職してみよう。転職してみた。いや、何か違う。

 

「やりたいこと」は無理に見つけることができない

この経験から「やりたいこと」を無理に見つけても、正しい答えは得られないと思いました。

よく過去に衝撃的な経験をして、その経験から「やりたいこと」が見つかり、それに向けて頑張っている人の話をよく聞きます。

例えば、過去に海外に住んでいるときに貧しい子どもたちに会って、その経験から「絶対その子たちが豊かにしてあげられるような仕事をやるんだ!」というような話です。

正直、このような経験をしている人はうらやましいなと思っていましたし、私自身もこのように「やりたいこと」を見つけようとしていました。

でも、自分にはこのような「やりたい仕事はこれだ!」と思うほどの経験をしていないし、そんな経験をこれから作ろうとしても時間がかかりそうだし、偶然にそのような経験をするようにも思えない。じゃあどうするか。

 

「やりたいこと」から「できること」へシフト

過去の経験から無理矢理「やりたいこと」を探すのではなく、できることから探していくということ。

そこからは、自分の「できること」をさらに伸ばしていくことと、「できること」の幅を広げていくことにフォーカスしていきました。

意外と気づかないものですが、自分ができると思っていることは他の人にはできなかったり、実は世の中には求められているスキルだったりするのです。

そう考えることができるようになってからは、仕事を楽しむことができるようになってきました。

仮に本当にやりたいことが見つかったとしても、やりたいこと自体がスキルがなくてできなかったら世の中に必要とされない人間になってしまいます。

今後のキャリアを考えるにあたっては、自分の「できること」から考えてみるのはいかがでしょうか。

 

まとめ

  • やりたいことが見つからない場合はどうすればいいの?
    ⇒「できること」を考えるのも一つ
  • 「やりたいこと」と「できること」どっちで考えるべき?
    ⇒どっちでもいい。「やりたいこと」で考える場合は、それが社会に求められているか視点が必要

キャリアを考えるにあたって、「できること」から考えてみるのも一つの手です。

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