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転職経験者から中小企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう

投稿日:2019年8月8日 更新日:

転職経験者から中小企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう

  • そもそも中小企業の定義ってなんなの?
  • 中小企業で働くメリットってなんだろう?
  • 中小企業で働くデメリットってなんだろう?

 

このような悩みを解決するための記事を用意しました。

この記事を読むことによって、自分に合った働き方を見つけることができます。

この記事では、実際に中小企業で働いている人に聞いたメリット、デメリットをご紹介します。また、1社目大手企業、2,3社目中小企業を経験した私の意見も交えて解説していきます。

記事を読み終えると、中小企業で働くべきか否かの判断の一つの材料を手にすることができます。

 

中小企業の定義

中小企業の定義

中小企業の定義は、「中小企業基本法」で定められており、業種別に「資本金の額または出資の総額」と「従業員数」で基準が設けられています。

業種 中小企業者(下記のいずれかを満たすこと) 小規模企業者

資本金の額または出資の総額

常時使用する従業員数 常時使用する従業員数
製造業、建設業、運輸業、下記を除くその他の業種 3億円以下 300人以下 20人以下
卸売業 1億円以下 100人以下 5人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下 5人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下 5人以下

 

一方で大企業には、中小企業のように法律上定められた定義がありません。一般的には、中小企業の基準を超えるものを大企業としています。

中小企業の定義は分かったと思いますので、続いては中小企業で働く特徴についてみていきましょう。

 

中小企業で働くメリット

中小企業で働くメリット

まずはマイナビ転職によるアンケート結果から中小企業で働くメリットを知りましょう。

Q.中小企業に所属していて、良いと感じるところはなんですか。(複数回答可)

順位 中小企業の良いところ 割合
1位 人間関係 33%
2位 仕事内容 25%
3位 労働時間・休暇制度 22%
4位 社風、企業文化 16%
5位 スピード感 15%
6位 給与(ボーナス・昇給を含む) 13%
6位 業務量 13%
8位 裁量の大きさ 11%
10位 福利厚生 9%
10位 転勤 9%

※調査方法/1年以内に転職経験があり、中小企業で働いている全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数100

引用元:マイナビ転職 転職経験者が語る! 大手企業と中小企業の違いとメリット・デメリット

大手企業の良いところと比較すると、中小企業の方が仕事面(仕事内容、スピード感、裁量の大きさ)で良いと感じている人が多いようです。

逆に、待遇面(給与、福利厚生)では、大手企業より良いと感じている人が少ない結果となっています。

大手企業で働くメリット、デメリットについては、以下の記事に目を通してみてください。

転職経験者から大手企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう
転職経験者から大手企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう

次に、1社目大手企業、2,3社目中小企業を経験した私が、各項目について解説していきたいと思います。

 

中小企業で働くメリット(私の体験談に基づく解説)

マイナビ転職によるアンケート結果について、なぜそのような回答をしているのかの理由を体験談を交えて解説していきます。

 

人間関係

社員数が少なく、アットホームでコミュニケーションが取りやすいからだと思います。

また、中途入社の人も多く、お互い過去にやってきた仕事を尊重し合う雰囲気もあるため、年上の人からの指示であれやれこれやれと言ったこともなく対等に仕事ができます。

 

仕事内容

やりたい仕事があって転職しているため「仕事内容」に満足している人が多いのかもしれません。

また、社長や役員といった人達とも距離が近いため、自分のアイデアやスキルを形にしやすいという点はあります。

 

労働時間・休暇制度

これは、会社の規模によらないと感じています。

労働時間・休暇制度が充実しているイメージがある大手企業ですが、私が在籍していた部署では深夜12時までの残業・有給が取得しづらいのが当たり前でしたが、他の部署は全くそんなことがなかったそうです。

現在在籍している中小企業でも同じようなことがあります。

ただし、中小企業の方が中途入社の人が多いからか「自己管理」を重んじる雰囲気が強いため、早い時間に帰りずらいとか有給が取りずらいという状況にはなったことがありません。

 

社風、企業文化

中小企業の場合、トップの考えが社風や企業文化に色濃く反映されていると思います。

その考えが受け入れられなければ苦しいだけですが、自分の考えと合っていれば仕事に対する満足度も上がるでしょう。

 

スピード感

決裁権のある人と距離が近いため、その日のうちに承認を取ることも可能です。

自分の考えをどんどん形にしていきたい人には向いていると思います。

 

給与(ボーナス・昇給を含む)

大企業に勤めた場合の生涯賃金は2億5,000万円前後と言われ、中小企業では1億8,000万円前後と言われています。

ただし、一定数は中小企業でも給与については満足していることがわかります。

私も中小企業に転職して年収アップしましたし、年功序列ではなく実力が給与に反映されるため満足しています。

平成30年度賃金構造基本統計調査の概況を参考にしてみてください。

大企業 中企業 小企業
男性 464.7万円 385.8万円 348万円
女性 324万円 293.28万円 268.44万円

※調査における中企業の定義:労働者数が100~999人
※調査における中企業の定義:労働者数が10~99人
※平均賃金をもとに、平均年収(賞与は含まない)を算出しております

引用元:厚生労働省 平成30年賃金構造基本統計調査結果の概要

 

業務量

労働時間、休暇制度と同様に、会社規模によらないと思います。

役割や時期などに影響するところが大きいでしょう。

 

裁量の大きさ

スピード感で述べたことと同様に、決裁権のある人と直接話せる機会が多いので、自分の意見が反映されやすいというメリットがあります。

大手企業だと様々な人の承認を取ることが必要となりますが、自分の裁量で仕事を進める機会も多くなります。

しかし、その分責任も大きくなりますが、それは成長する良いきっかけになることは間違いないです。

 

福利厚生

大手企業と比較すると明らかに劣っている部分だと思います。

もちろん福利厚生が充実している中小企業もあると思いますが、私が転職活動していた際に調査していた企業は決して充実しているとは言えるものではありませんでした。

 

転勤

これはどのような理由で回答されているかが不明です。

転職により働く自分の希望する場所で働けるという意味なのか、希望すると好きな拠点に転勤しやすいという意味なのか。。。

 

個人的に中小企業で働いて良かったこと

中小企業に入社してからまず最初に感じたことが、刺激になる人が大手企業で働いていた頃より多いと感じています。

刺激になる人とは以下のような人です。

  • 頭がキレキレな人(様々なものの考え方のヒントになる)
  • 仕事に対して情熱がある人(仕事への向き合い方を考えるキッカケを与えてくれる)
  • 様々な業種、業界の知識(自分の頭にない幅広い知識が身に付く)

中小企業では「限られた人員のため、レベルの高い人を採用しないと会社として成り立たない」、「その事業領域が好きな人、強い人が集まってくる」等の理由から刺激になる人が多いのだと思います。

私自身は、この刺激になる人が多いことが仕事人生を大きく変えたといっても過言ではないです。

大手企業に在籍していると、大半の人がその企業しか経験したことがない人達のせいで、仕事の進め方や仕事への向き合い方がその企業の色に染まってしまい、かなり狭い視野の中で仕事をしていくことになります。

しかし、中小企業の場合、様々な会社を経験した人達が多いので、「前の会社ではこの仕事の進め方が良かった」等、良かったものをどんどん吸収しながら、自分流の自分に合った仕事の仕方を得ることができます。

 

中小企業で働くデメリット

中小企業で働くデメリット

次にマイナビ転職によるアンケート結果から中小企業で働くデメリットを知りましょう。

Q.中小企業に所属していて、嫌だと感じるところはなんですか。(複数回答可)

順位 中小企業の嫌なところ 割合
1位 給与(ボーナス・昇給を含む) 37%
2位 会社の将来性や安定性 28%
3位 福利厚生 26%
3位 人間関係 26%
5位 労働時間・休暇制度 24%
6位 社風、企業文化 15%
7位 ネームバリューや社会的信用 14%
7位 業務量 14%
9位 人事制度(評価・昇進・研修など) 13%
10位 スピード感 10%

※調査方法/1年以内に転職経験があり、中小企業で働いている全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数100

引用元:マイナビ転職 転職経験者が語る! 大手企業と中小企業の違いとメリット・デメリット

大手企業の嫌いなところと比較すると、中小企業の方が待遇面(給与、福利厚生)で嫌いと感じている人が多いようです。

逆に、仕事面(スピード感、仕事内容)では、大手企業より嫌いと感じている人が少ない結果となっています。

大手企業で働くメリット、デメリットについては、以下の記事に目を通してみてください。

転職経験者から大手企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう
転職経験者から大手企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう

次に、各項目について解説していきたいと思います。

 

中小企業で働くデメリット(私の体験談に基づく解説)

マイナビ転職によるアンケート結果について、なぜそのような回答をしているのかの理由を体験談を交えて解説していきます。

 

給与(ボーナス・昇給を含む)

ボーナス、昇給面は、平均的にみると大手企業ほど期待できない会社が多いのは事実です。

ただし、メリットでも記載しましたが、私も中小企業に転職して年収アップしましたし、年功序列ではなく実力が給与に反映されるため満足しています。

 

会社の将来性や安定性

大手企業に比べると劣る部分があるかもしれませんが、中小企業の中にも毎年業績を伸ばしている会社もありますし、安定した経営を何十年も続いている企業もたくさんあります。

しっかりと転職先の企業を調査していればリスクは回避できると思います。

 

福利厚生

福利厚生はあまり期待できないかもしれません。

大手企業に勤めていた頃は、家賃補助で月10万円(地方転勤)あったのですが、今勤めている中小企業では家賃補助が全くありません。

単純計算で年収が120万円変わるので、見逃せないところだと思います。

 

人間関係

中小企業のメリットでは、アットホームで距離が近いとお伝えしましたが、気が合わない人と働くことになった場合は、それが逆効果になることもあるでしょう。

 

労働時間・休暇制度

中小企業では、限られた人員で仕事をしなければならないため、残業をしなければならないケースはどうしてもあると思います。

また休暇についても人員が限られているため自分都合で休暇を取得するというよりは、他の人と調整しながら休暇を取得するということも必要になることもあります。

 

社風、企業文化

トップの考えが社風や企業文化に影響しやすいため、その考えが受け入れ難ければ不満を抱えてしまうかもしれません。

 

ネームバリューや社会的信用

社会的信用は大手企業に比べると得られにくいと思います。

次に転職する際に不利になることもありますし、ローンが通りにくくなり、上限額も低くなってしまうという話は実際に聞いたことがあります。

 

業務量

上の「労働時間・休暇制度」で記載した通り、限られた人員で仕事をしなければいけないため、業務量も増えます。

また、メインの業務以外の仕事をしなければいけないことも多くあり、営業をしながら採用活動を手伝ったり、新規ビジネスの企画を行ったりと業務が多岐にわたるケースもありました。

ただし、色々経験を積むことで意図していないスキルアップが図れたりと、今後のキャリア形成に良い影響を与えることもあると思います。

 

人事制度(評価・昇進・研修など)

私が勤めていた、努めている中小企業は、従業員が100人以上いましたので評価制度はしっかりしていました。

ただ、友人が勤めていた数人、数十人規模の会社となると評価制度が整っておらず、いつ昇進できるのかどのように昇格できるのかが不安だったそうです。

 

スピード感

メリットでも記載した通り、スピード感は会社による違いはあれど、大手企業に比べると間違いなくあると感じてきました。

 

個人的に中小企業で働いて嫌いだったこと

1つ挙げるとしたら、「誰も指導してくれない」ことです。

研修もほとんどないですし、人数も少ない傾向にあるので、OJTなどもありません。また、転職者が多いためなのか「これくらいの仕事は出来て当たり前だよね?」という文化根付いており、いちいち細かいことを教えてもらうことはありません。

分からなければ自分で調べるか、聞きづらいくらい忙しそうな先輩に尋ねるしかありません。

「この案件私にやらせてください!」と積極的に手を挙げるような性格で、色々なことをどんどん経験していけるような人が活躍しているような気がします(これは中小企業に関わらずですが・・・)。

ただ、積極的に動けば成長する機会がたくさんあるので、自分の性格と相談しながら転職するか否かを決めましょう。

 

まとめ

  • そもそも中小企業の定義ってなんなの?
    ⇒「中小企業基本法」で定められており、業種別に「資本金の額または出資の総額」と「従業員数」で基準がある
  • 中小企業で働くメリットってなんだろう?
    ⇒みんなが感じるメリットTOP5は次の通り。「人間関係」「仕事内容」「労働時間・休暇制度」「社風、企業文化」「スピード感」
  • 中小企業で働くデメリットってなんだろう?
    ⇒みんなが感じるデメリットTOP5は次の通り。「給与」「会社の将来性や安定性」「福利厚生」「人間関係」「労働時間・休暇制度」

この記事を読んで中小企業で働くメリット、デメリットが分かって頂けたと思います。

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