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転職経験者から大手企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう

投稿日:2019年8月10日 更新日:

転職経験者から大手企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう

  • そもそも大手企業の定義ってなんなの?
  • 大手企業で働くメリットってなんだろう?
  • 大手企業で働くデメリットってなんだろう?

 

このような悩みを解決するための記事を用意しました。

この記事を読むことによって、自分に合った働き方を見つけることができます。

この記事では、実際に大手企業で働いている人に聞いたメリット、デメリットをご紹介します。また、1社目大手企業、2,3社目中小企業を経験した私の意見も交えて解説していきます。

記事を読み終えると、大手企業で働くべきか否かの判断の一つの材料を手にすることができます。

 

大手企業の定義

大手企業の定義

大手企業は、中小企業のように法律上定められた定義がありません。しかし、一般的に大手企業は中小企業の基準を超える企業を指しています。

以下は、中小企業の定義となります。

業種 中小企業者(下記のいずれかを満たすこと) 小規模企業者

資本金の額または出資の総額

常時使用する従業員数 常時使用する従業員数
製造業、建設業、運輸業、下記を除くその他の業種 3億円以下 300人以下 20人以下
卸売業 1億円以下 100人以下 5人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下 5人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下 5人以下

大手企業の定義は分かったと思いますので、続いては大手企業で働く特徴についてみていきましょう。

 

大手企業で働くメリット

大手企業で働くメリット

まずはマイナビ転職によるアンケート結果から大手企業で働くメリットを知りましょう。

Q.大手企業に所属していて、良いと感じるところはなんですか。(複数回答可)

順位 大手企業の良いところ 割合
1位 福利厚生 41%
2位 ネームバリューや社会的信用 40%
3位 会社の将来性や安定性 35%
4位 給与(ボーナス・昇給を含む) 30%
5位 労働時間・休暇制度 28%
6位 人間関係 14%
6位 仕事内容 14%
8位 社風、企業文化 12%
9位 人事制度(評価・昇進・研修など) 11%
10位 業務量 9%

※調査方法/1年以内に転職経験があり、大手企業で働いている全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数100

引用元:マイナビ転職 転職経験者が語る! 大手企業と中小企業の違いとメリット・デメリット

中小企業の良いところと比較すると、大手企業の方が待遇面(福利厚生、給与)で良いと感じている人が多いようです。

また、ネームバリューや社会的信用、会社の将来性や安定性も上位にきており、安定したビジネスライフを送りたい人には良いと感じているのでしょう。

逆に、仕事面(仕事内容、スピード感、裁量の大きさ)では、中小企業より良いと感じている人が少ない結果となっています。
※スピード感、裁量の大きさは、大手企業ではランク外

中小企業で働くメリット、デメリットについては、以下の記事に目を通してみてください。

転職経験者から中小企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう
転職経験者から中小企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう

次に、1社目大手企業、2,3社目中小企業を経験した私が、各項目について解説していきたいと思います。

 

大手企業で働くメリット(私の体験談に基づく解説)

マイナビ転職によるアンケート結果について、なぜそのような回答をしているのかの理由を体験談を交えて解説していきます。

 

福利厚生

企業によってばらつきがあるとは思いますが、大手企業は福利厚生が整っています。

私が勤めていた大手企業では、社宅の完備や地方転勤組だった私は家賃全額補助、ガス光熱費水道全て補助してくれておりましたので、給与が全てお小遣いの状態でした。家賃補助はやはり大きいですよね。

転職を考える場合は、以下の福利厚生の情報も参考にしてみてください。

社会保障

社会保険は国の社会保障制度で、「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」などの保険があります。

採用情報に「社会保険完備」と記載がある場合は、「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」の4つに企業が加入しているということを示します。以下で4つの保険について理解しましょう。

  • 雇用保険
    雇用保険は失業した際に一定条件を満たせば失業給付を受け取ることができるものです。
  • 労災保険
    労災保険は業務上の事由や通勤によってケガをしたり、病気に見舞われたり、あるいは亡くなった場合に労働者本人や遺族が保険給付を受け取ることができるものです。
  • 健康保険
    健康保険はケガや病気をしたときに、医療費負担が軽減される保険です。
  • 厚生年金保険
    厚生年金保険は一定の年齢や条件を満たした際に老齢年金が給付されるものです。また、一定の基準の障害者になったときや、労働者本人が亡くなった場合に労働者や遺族が保険給付を受け取ることができます。

様々な手当の種類

手当は支給制度の有無や種類は企業によってさまざまですが、一例を挙げると次のようなものがあります。

  • 扶養手当(家族手当)
    扶養家族がいる場合に支給
  • 住宅手当(家賃補助)
    家賃の一部または全額を支給
  • 通勤手当
    通勤の際の交通費を一部または全額支給
  • 資格手当
    業務に役立つ資格や特殊技能の免許などを保持している場合に支給
  • 資格取得支援
    業務に必要な資格を取得するために必要な受講料や受験料を一部または全額支給
  • 役職手当
    一定の役職(管理職など)に就いている場合に支給
  • 慶弔・災害見舞金
    お祝いや不幸などに際して、一定の基準に従って支給

など

その他の福利厚生

  • 社宅
  • 独身寮
  • 健康診断
  • 育児休暇
  • 介護休暇
  • 託児施設
  • 保養所
  • 運動施設
  • 社員食堂
  • 財形貯蓄制度
  • 持株会

など

引用元:マイナビ新卒紹介 知っていると役立つ!採用情報の見方

 

ネームバリューや社会的信用

やはり大手企業で働いていると、社会的、個人的にも信用を得られやすいと思います。

私も過去〇〇会社に勤めていますと言うだけで、世間から「将来安心だね」と言われていた頃を思い出します。

また、大手企業から中小企業への転職の面接の際も、「〇〇会社で実績を上げていたなら安心だよ」といった感じで転職にも有利に働いたケースは少なからずあります。

あとは何といってもローンが通りやすくなり、上限額も高くなることもあると思います。

大手企業に勤めていることでローン審査が有利になる理由は以下を参考にしていください。

  • 高収入で年収も高い
    ⇒返済するお金の確保がしやすい
  • 経営が安定しているため、倒産する確率が格段に低い
    ⇒ 急に収入がなくなる危険性が低い
  • ほとんどの企業で労働組合がある
    ⇒ 会社都合で解雇される可能性が低い

引用元:lapl 大手企業は中小企業に勤めているよりカードローン審査に有利なの?

 

会社の将来性や安定性

既に市場に認知されている会社であれば、安心して取引をしてもらえるケースも多いです。

営業先で新規取引の際に、「〇〇会社さんであれば問題なく取引できるよ」とった場面に何度か遭遇しました。

ただ、会社の看板があったからこそ取引ができたと感じることも多く、自分の実力で勝負したい人には少し不満を感じるかもしれません。

 

給与(ボーナス・昇給を含む)

大企業に勤めた場合の生涯賃金は2億5,000万円前後と言われ、中小企業では1億8,000万円前後と言われています。

やはり中小企業に比べると大手企業の方が経済的に有利であることは間違いありません。

平成30年度賃金構造基本統計調査の概況を参考にしてみてください。

大企業 中企業 小企業
男性 464.7万円 385.8万円 348万円
女性 324万円 293.28万円 268.44万円

※調査における中企業の定義:労働者数が100~999人
※調査における中企業の定義:労働者数が10~99人
※平均賃金をもとに、平均年収(賞与は含まない)を算出しております

引用元:厚生労働省 平成30年賃金構造基本統計調査結果の概要

 

労働時間・休暇制度

2018年6月29日に成立した、働き方改革法案。2019年4月1日をもって、ついに改正法が適用開始された経緯もあり、大手企業では細かいルールを設けるなど、労働時間を適正なレベルに保つ努力をしているところも多くなってきています。

働き方改革を実施している企業の中で、大企業ではより多くの施策が実行されており、特にテレワーク関連の実行率は中堅中小企業と2倍以上の差が見られた。また、大企業では働き方改革のためのITツールの導入は約半数の企業で進んでいるが、中堅中小企業では約36%と、中堅中小企業のIT活用の遅れが目立った。

引用元:EnterpriseZine 「働き方改革」の実施企業は、大企業で78.3%、中堅中小企業で53.5%、全体では66.7%――IDC調査

 

人間関係

上司、先輩、同期、後輩といった線引きがはっきりしているのは大手企業の特徴だと思います。

学生の時もこれらの線引きは同様だったと思うので、それほど違和感なく働けるのではないでしょうか。

 

仕事内容

会社の規模が大きくなればそれだけ大きなプロジェクトに参加できる可能性は高くなります。

数億円、数百人といった規模の案件を経験することになると、かなり人として成長できる機会はあります。

また、大手企業だと別の部署へ異動する機会も多くあり、様々な職種を経験できることもメリットとなるでしょう。

 

社風、企業文化

勤めている会社の社風、企業文化が自分に合っていれば有利に働くと思います。

特に大手企業の社風、企業文化は、昔ながらのものが染みついてしまっており、それが急激に変わることはないでしょう。

例えば、ボトムアップの文化があり、自分の考えたことを形にしたいマインドがある人であれば、働きやすい環境となります。

 

人事制度(評価・昇進・研修など)

数百人、数千人規模となる大手企業では、評価制度がしっかりしており、昇進・昇格の条件が明確に決まっているため目的を持って仕事に取り組むことができます。

 

業務量

中小企業と比べて人員が多いこともあり、適正な業務量にコントロールされているケースが多いと思います。

ただ、会社や部署により差は大きいと思いますので、しっかりと情報収集しましょう。

 

個人的に大手企業で働いて良かったこと

あえて一つ挙げるとしたら、「どこでも通用する礼儀作法が身に付く」ことです。

「中小企業でもこれくらい学べるでしょう」と思う方もいるかもしれませんが、中小企業では、これらを教えてくれる人なんてほとんどいないというのが経験して分かりました。

教育体制がしっかりしていないせいか、「メール、報告・連絡・相談、名刺交換、接待」など残念な20,30代はゴロゴロいます。

一方大手企業は、新入社員の頃から、先輩に教えてもらったりする文化があるため、中小企業で感じた「あの人大丈夫か?」という人はほとんどいないように思います。

礼儀作法で、「あいつは仕事ができる/できない」の判断をされることは結構あると感じてきたので、礼儀作法が身に付くのは大きいと思います。

 

大手企業で働くデメリット

大手企業で働くデメリット

次にマイナビ転職によるアンケート結果から大手企業で働くデメリットを知りましょう。

Q.大手企業に所属していて、嫌だと感じるところはなんですか。(複数回答可)

順位 大手企業の嫌なところ 割合
1位 人間関係 35%
2位 社風、企業文化 28%
3位 労働時間・休暇制度 25%
4位 人事制度(評価・昇進・研修など) 19%
5位 ネームバリューや社会的信用 18%
5位 業務量 18%
7位 スピード感 17%
8位 給与(ボーナス・昇給を含む) 16%
8位 仕事内容 16%
10位 会社の将来性や安定性 13%
10位 転勤 13%

※調査方法/1年以内に転職経験があり、大手企業で働いている全国の男女20~39歳を対象にインターネット調査、回答数100

引用元:マイナビ転職 転職経験者が語る! 大手企業と中小企業の違いとメリット・デメリット

中小企業の嫌いなところと比較すると、大手企業の方が人間関係、社風、企業文化で嫌いと感じている人が多いようです。

逆に、待遇面(給与、福利厚生)では、中小企業より嫌いと感じている人が少ない結果となっています。

中小企業で働くメリット、デメリットについては、以下の記事に目を通してみてください。

転職経験者から中小企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう
転職経験者から中小企業で働くメリット、デメリットを知る!自分に合った働き方をみつけよう

次に、各項目について解説していきたいと思います。

 

大手企業で働くデメリット(私の体験談に基づく解説)

マイナビ転職によるアンケート結果について、なぜそのような回答をしているのかの理由を体験談を交えて解説していきます。

 

人間関係

社員数が多いため、様々な人達と関わりながら仕事をしていくことになります。

また、上下関係もはっきりしているため、そういったことが面倒な人にとっては苦痛になるかもしれません。

私自身は「〇〇部長に好かれないと仕事がやりづらくなる」、「飲み会の席では偉い人の横に付いて社内接待する」など、これらのことがくだらないと感じました。

 

社風、企業文化

大手企業の社風、企業文化はなかなか変わることはありません。

そのため、社風、企業文化に合ってない仕事っぷりをすれば冷たい目で見られてしまい、「〇〇さんは変わった人」というレッテルを貼られてしまいます。

自由にできないところがあるので、社風、企業文化に合ってなければかなり苦痛になってしまいます。

 

労働時間・休暇制度

中小企業よりは、労務管理がしっかりしているのかもしれませんが、大手企業でも労務管理の問題が全くないという訳ではありません。

上司から「有給はしっかり取れ」と言われているものの、先輩が誰一人取ってないから取りづらいという経験もしたことがあります。

 

人事制度(評価・昇進・研修など)

大手企業は基本は人事制度がしっかりとしている傾向にあります。

しかし、規模も大きいため、誰がどのような評価をしているのか見えづらいところもあるところが不満の理由かもしれません。

 

ネームバリューや社会的信用

正確な嫌いな理由は分かりませんが、会社の看板で働きたくない人も周りにはいました。

「〇〇会社だから取引をした」と言われるのではなく、「〇〇さんだから取引をした」と言われた方が嬉しいはずです。

「会社の看板を外しても生きていけるようになりたい」という気概がある人には少し不満かもしれません。

 

業務量

大手企業は、取引先企業も多いため、それに比例して業務量も増える傾向にあります。

 

スピード感

決裁権のある人と距離が遠くなるため、仕事のスピード感が落ちてしまいます。

自分の考えをどんどん形にしていきたい人にとっては、不満に思う部分があるかもしれません。

 

給与(ボーナス・昇給を含む)

中小企業よりは、給与は一般的に高い傾向にあります。

それでも嫌いなところTOP10にランクインされているということは、やはり会社によって違いがあるということですので、しっかりと情報収集をしていきましょう。

 

仕事内容

大きな仕事ができる可能性がある反面、自分の希望している部署に配属されないなどの不満があるのでしょう。

希望は出すものの、なかなか異動ができないというのはよくある話です。

 

会社の将来性や安定性

大手企業と言えども、将来性や安定性に不満を持っている人が一定数いることが分かります。

 

転勤

拠点がいくつもある企業になると、転勤の機会もあります。

家族、恋人がいれば自分だけの問題ではなくなりますし、全く初めての地域に行くことは不安でもあります。

私は地方転勤を経験しておりますが、平日は今までと変わりはないですが、休日になると友だちもおらず寂しい経験をしたことがあります。

どこで働きたいかという軸も大事となってくるでしょう。

 

個人的に大手企業で働いて嫌いだったこと

1つ挙げるとしたら、「年功序列」です。

安定しているという観点から言えば良いことだと思いますが、バリバリ働きたい人にとっては不満になることもあります。

私自身も、結果を出したのに周りの同期と同じ給料であるとか、全く仕事ができない先輩より給料が少ない等、納得がいかない状況が多々ありました。

 

まとめ

  • そもそも大手企業の定義ってなんなの?
    ⇒大手企業は、中小企業のように法律上定められた定義がないが、中小企業の基準を超える企業を指す
  • 大手企業で働くメリットってなんだろう?
    ⇒みんなが感じるメリットTOP5は次の通り。「福利厚生」「ネームバリューや社会的信用」「会社の将来性や安定性」「給与」「労働時間・休暇制度」
  • 大手企業で働くデメリットってなんだろう?
    ⇒みんなが感じるデメリットTOP5は次の通り。「人間関係」「社風、企業文化」「労働時間・休暇制度」「人事制度」「ネームバリューや社会的信用」「業務量」

この記事を読んで大手企業で働くメリット、デメリットが分かって頂けたと思います。

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