転職

年収が下がることなく転職をするたった3つの方法を紹介

投稿日:2019年8月3日 更新日:

  • 本当に転職すると年収は下がるの?
  • 転職者の年収の決まり方はどうなっているの?
  • 転職で年収が下がる原因はなんなの?
  • 年収が下がっても転職すべき?
  • 転職で年収を下げない方法は?

 

このような悩みを解決するための記事を用意しました。

この記事で紹介する「転職での年収の決まり方」が分かれば、年収を下げずに転職することが可能になります。

なぜなら、私も実際に実践して、年収アップの転職を成功させたからです。

この記事では、転職者の年収の決まり方を紹介した後に、それに対する3つの対応策をご紹介します。

記事を読み終えると、年収の決まり方のロジックが分かり、年収を下げずに転職することできます。

 

本当に転職すると年収は下がるのか?

本当に転職すると年収は下がるのか?

20-40代では、年収が下がる人より、上がる人の方が多く、50代以上では、年収が上がる人より、下がる人の方が多いようです。

下の図は、厚生労働省の平成29年の雇用動向調査のデータなのですが、20代-40代では、転職により賃金が増加する比率が、減少する比率を上回っています。

しかし、50代以降では、賃金が減少する比率が、増加する比率を上回っており、年代が高くなるにつれて、減少する比率が高まっています。

区分 増加 変わらない 減少 増加-減少
20~24歳 40.8% 30.5% 27.3% 13.5%
25~29歳 45.6% 20.8% 32.5% 13.1%
30~34歳 41.9% 26.9% 29.8% 12.1%
35~39歳 48.2% 24.1% 26.2% 22.0%
40~44歳 37.1% 34.8% 27.0% 10.1%
45~49歳 32.3% 36.5% 29.1% 3.2%
50~54歳 28.7% 36.1% 32.8% -4.1%
55~59歳 22.5% 33.8% 42.6% -20.1%
60~64歳 11.6% 21.8% 65.2% -53.6%
65歳以上 14.7% 34.9% 47.2% -32.5%

引用元:厚生労働省 平成29年雇用動向調査結果の概要

 

年代が若くなるほど、年収が上がる理由

これは単純な理由で、年齢層が低くなるほど、もともと年収が低かったからと考えられます。

転職前の年収が低かったからこそ、転職後の年収が上がる可能性も高まるということです。

また、企業側としては、年代が若いほど、採用意欲も高くなります。理由としては、企業が転職者の年収を決定するときには、前職の年収を参考にするため、年代が若いほど採用後の年収も低くできるからです。

ただし、注意して頂きたいのは、転職すること自体が必ず年収UPにつながるということではありません。20代、30代のような若い人の転職でさえ、転職によって年収が下がる人も一定数います。

 

転職者の年収の決まり方

転職者の年収の決まり方

人事は以下の3つの条件の組み合わせで年収を決めているとのことです。

多くの人事担当者は「会社の事情」「キャリア」「ポテンシャル」、この3要素の重要度と優先順位をそれぞれ考慮し、予算見合いで転職者の給与を決定する。

引用元:リクナビNEXT転職者の給与はこうして決まる

もちろん業界、会社、職種、人事の裁量などにより、どこに重きを置いて年収を決定するかの違いはあります。

この3要素について具体的に見ていきましょう。

 

転職の年収が決まる3つの要素

  1. 会社の事情
  2. 転職者のキャリア
  3. 転職者のポテンシャル

 

1.会社の事情

業界内で給与ベースが確定している、給与規定に則るなど、人事担当者では調整できない絶対条件となります。

 

2.転職者のキャリア

募集条件に見合う経験やスキルがあるかなど、人事の期待以上に能力があれば、年収に差が出ることになります。

 

3.転職者のポテンシャル

入社してみないと人事も判断できない転職者の潜在能力となります。つまり、人事にとっての「期待と可能性の値段」ということです。

 

転職で年収が下がる3つの原因

転職で年収が下がる3つの原因

上でご紹介した「転職者の年収の決まり方」が分かれば、年収が下がる原因も分かります。

転職で年収が下がる3つの原因

  1. 情報不足
  2. キャリアチェンジ
  3. ポテンシャルを示せていない

 

1.情報不足

給与の高い低いだけを参考にしてしまい、賞与や住宅手当などを確認していないと年収が下がる原因となってしまいます。

月々の給与が高くても、賞与がない、住宅手当てがないとなると年収は大きく変わってしまいます。

給与だけでなく、賞与、住宅手当はしっかりと確認しましょう。

 

2.キャリアチェンジ

転職で年収が下がる一番の理由は、異職種、異業種への転職となります。

キャリアチェンジをすれば即戦力ではなく新人と同じ扱いになってしまいます。

異職種、異業種への転職となれば最初から戦力となることは難しいので、年収はこれまでより低く提示されてしまいます。

ただし、有効求人倍率が高い職種に関しては、未経験分野であっても年収が上がるケースがあります。

 

3.ポテンシャルを示せていない

これまでネガティブな理由で転職を繰り返していたり、キャリアプランに一貫性がなかったりする場合は、企業側からの評価が低くなってしまう場合があります。

また、今後いかに活躍できる人材なのかを上手くアピールできていないと年収が下がってしまいます。

 

その他:年収交渉が上手くできなかったから

選考が順調に進むと、企業側と応募者の間で希望年収の調整をすることになります。

企業側から提示された年収に納得がいかなかったとしても「年収の交渉をしたら悪い印象を与えて、内定が出ないのではないか」という心理が働き、なかなか年収の交渉に踏み切れない人が多いようです。

 

年収が下がるとしても転職をした方が良い場面

年収が下がるとしても転職をした方が良い場面

転職をすることで年収が下がったとしても、年収以外の部分でメリットが上回るのであれば、それは転職をした方が良いでしょう。

ここでは、転職することによる年収以外のメリットについてご紹介します。

転職の年収以外のメリット

1.自分のやりたいことが実現できる
2.自分に合った環境で働ける
3.評価をリセットできる

 

1.自分のやりたいことが実現できる

自分のやりたいことを実現できるかどうかに重点を置いている人は転職すべきだと思います。

人生の大半は仕事をして過ごしていくことになります。ただお金のために働くより、自分のやりたいことに時間を費やしてやりがいや達成感を味わえるのであれば、それは素晴らしいことです。

やりがいや達成感があると仕事にも力が入るため、実績を積んで結果的に年収が上がるという可能性もあるでしょう。

 

2.自分に合った環境で働ける

残業や休日出勤で疲れていた人が、家庭やプライベートの時間を大切にしたいという理由で、定時に帰れる職場に転職するケースは多々あります。

ワークライフバランスを大切にしたい人にとって、自分の生活や価値観に合った職場で働けることは大きな理由となるでしょう。

 

3.評価をリセットできる

転職をすることで前職での人事評価をリセットすることができ、昇進の可能性が低かったという人も、新しい職場で挽回することができるかもしれません。

次の転職希望先から内定がもらえた時点で一定の評価を受けていることになりますので、自信を持って仕事に取り組めるのではないでしょうか。

 

転職で年収を下げない3つの方法

転職で年収を下げない3つの方法

上でご紹介した「転職で年収が下がる3つの原因」に対して対策を打っていくことが必要となります。

転職で年収を下げない3つの方法

  1. 情報収集
  2. 年収水準が高い業界へキャリアチェンジする
  3. あなたを採用するメリットをしっかり伝える

 

1.情報収集

具体的には以下4点の情報をしっかりとキャッチアップしましょう。

 

給与規定

多くの企業が給与を算定するための「給与規定」があります。

その基準は各社が独自に決めるものであり、業界、規模、方針などによって相場が変わってきます。

 

評価制度

高いスキルがあったとしても、年功序列の評価制度を取り入れている企業であれば、中途入社した社歴の浅い人は高い評価をされることはないでしょう。

実力や実績によって評価が決まり、それによって給与が決まる企業であったり、インセンティブを導入している企業に入社することで年収を上げる可能性が広がります。

応募企業がどのような評価方式を取っているのか、「年功序列型」、「実力・実績型」など確認すると良いでしょう。

 

福利厚生や諸手当

直接年収とは関係ないかもしれませんが、福利厚生や諸手当も間接的に年収をアップさせる要素になります。

例えば、家賃手当が月3万円の支給があるとすれば、年額で36万円を受け取っているのとほぼ同義です。

転職を考える場合は、以下の福利厚生の情報も参考にしてみてください。

社会保障

社会保険は国の社会保障制度で、「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」などの保険があります。

採用情報に「社会保険完備」と記載がある場合は、「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」の4つに企業が加入しているということを示します。以下で4つの保険について理解しましょう。

  • 雇用保険
    雇用保険は失業した際に一定条件を満たせば失業給付を受け取ることができるものです。
  • 労災保険
    労災保険は業務上の事由や通勤によってケガをしたり、病気に見舞われたり、あるいは亡くなった場合に労働者本人や遺族が保険給付を受け取ることができるものです。
  • 健康保険
    健康保険はケガや病気をしたときに、医療費負担が軽減される保険です。
  • 厚生年金保険
    厚生年金保険は一定の年齢や条件を満たした際に老齢年金が給付されるものです。また、一定の基準の障害者になったときや、労働者本人が亡くなった場合に労働者や遺族が保険給付を受け取ることができます。

様々な手当の種類

手当は支給制度の有無や種類は企業によってさまざまですが、一例を挙げると次のようなものがあります。

  • 扶養手当(家族手当)
    扶養家族がいる場合に支給
  • 住宅手当(家賃補助)
    家賃の一部または全額を支給
  • 通勤手当
    通勤の際の交通費を一部または全額支給
  • 資格手当
    業務に役立つ資格や特殊技能の免許などを保持している場合に支給
  • 資格取得支援
    業務に必要な資格を取得するために必要な受講料や受験料を一部または全額支給
  • 役職手当
    一定の役職(管理職など)に就いている場合に支給
  • 慶弔・災害見舞金
    お祝いや不幸などに際して、一定の基準に従って支給

など

その他の福利厚生

  • 社宅
  • 独身寮
  • 健康診断
  • 育児休暇
  • 介護休暇
  • 託児施設
  • 保養所
  • 運動施設
  • 社員食堂
  • 財形貯蓄制度
  • 持株会

など

引用元:マイナビ新卒紹介 知っていると役立つ!採用情報の見方

 

経営環境

年収を提示される際は、あくまで「現在の状況に基づく予定金額」にすぎません。

業績が好調な企業を選ぶことは、短期的には賞与額として年収アップに影響を与える場合もあります。

経営環境をチェックする際のポイントについては、以下の情報を参考にしてみてください。

  • 事業・業績の成長性
  • 企業がどのような形で利益を社員に還元しているか
  • 賞与の算出根拠

 

2.年収水準が高い業界へキャリアチェンジする

転職する年齢や保有するスキルなどによって年収アップが見込めますが、それでも年収水準が低い業界へ転職する場合には年収が上がらないことがあります。

スキル、経験などは申し分ないのに、業界毎の相場のようなものがあるため、企業側ではなかなか変えることが難しいため、年収が下がってしまうことがあります。

そのため、キャリアチェンジして年収アップを狙う場合は、できるだけ年収水準が高い業界を選ぶことが重要となります。

以下は、dodaによる業種別、職種別「平均金額アップ率」ランキングとなりますので、参考にしてみてください。

順位 業種 平均金額
アップ率
平均
アップ額
1位 専門商社  15.0% 62.9万円
1位 人材サービス/アウトソーシング/コールセンター 15.0% 57.2万円
3位 金融 14.9% 58.3万円
4位 建設/プラント/不動産 14.6% 59.8万円
5位 総合商社 14.3% 55.4万円

 

順位 職種 平均金額
アップ率
平均
アップ額
1位 金融関連専門職種 20.6% 92.6万円
2位 医療系専門職種(医療/介護/福祉) 15.0% 67.6万円
3位 技術系職種(建築/土木/プラント/設備) 14.9% 65.2万円
4位 営業職 14.7% 59.5万円
5位 技術系職種(素材/化学/食品/その他) 14.2% 58.9万円

引用元:doda転職で年収アップするのはこんな人 年収アップ成功者に見る傾向と対策

 

3.あなたを採用するメリットを採用側にしっかり伝える

いくら年収アップを希望したとしても、企業がその年収であなたを採用したいと思わなければ採用は成立しません。

重要なのは、これまでどのようなスキル、経験があり、それを活かしてどのように貢献できるのかというメリットを採用する側に伝えることです。

一方で、現在の年収がなぜ、どの程度低いと考えているのか、なぜ年収アップを希望するのかを合わせて伝えることで採用側を納得させることができるでしょう。

 

まとめ

  • 本当に転職すると年収は下がるの?
    ⇒20代-40代では、年収が上がる人の方が多く、50代以上では、年収が下がる人の方が多い
  • 転職での年収の決まり方はどうなっているの?
    ⇒「会社の事情」、「転職者のキャリア」、「転職者のポテンシャル」の3つで決まる
  • 転職で年収が下がる原因はなんなの?
    ⇒「情報不足」、「キャリアチェンジ」、「ポテンシャルを示せていない」の3が原因
  • 年収が下がっても転職すべき?
    ⇒「自分のやりたいことが実現できる」、「自分に合った環境で働ける」、「評価をリセットできる」など年収以外にもメリットはある
  • 転職で年収を下げない方法は?
    ⇒「情報収集」、「年収水準が高い業界へキャリアチェンジする」、「あなたを採用するメリットをしっかり伝える」の3つを実践

ここで紹介した3つを実践することで、年収を下げることなく転職できる可能性は高まります。

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